みなさま こんにちは
本日、記録に残しておきたいミニカーは、2003年登場、トミーのトミカNo.90「スズキ キャリィ」です。実車の方は「キャリイ」と「イ」が大きいですがトミカは小さい「ィ」となっています。キャリィのトミカは歴代たくさん販売されていますが、純粋な軽トラとしての登場はこの2003年が初めてです。日本の自動車を語る上で軽トラを外すことはできませんから、やはり重要な1台です。2020年代に入り、スバル、ホンダなど各メーカー軽トラからの自社生産終了が相次ぎましたがこのキャリイについては現在まで続いているモデルです。
*.~.* 記録No-T0129*.~.*
ミニカー本体
ミニカーのカラーリングは白。やはり軽トラックといえば白ですよね。もちろんブラックなど特別仕様車もありますが、ベーシックな白。


【②LEFT VIEW】
左側から見てみます。フロントオーバーハングが殆どないロングホイールベース仕様です。フェンダーウインカーが造形されていますね。ちょいとアンバー色に塗ってみると雰囲気がガラリと変わりそうです。後方に目をやるとバッテリーやホイールハウスなど一通り目に見える範囲はきちんと造形されていて細かいです。ボデーとも言える荷台は樹脂製なので変色してしまっています。よく見てみるとロープを引っ掛けるフックや、あおりのヒンジなども再現されています。

【③REAR VIEW】
リアを見てみましょう。バンパー両サイドのテールユニットはベタ塗りではなく3つにきれいに分かれるように塗られています。全部赤ですが、一番外側がウインカーですね。それから上に目をやると、キャブ後部のリアウインドウはスモークとなっています。

【④INTERIOR】
中を覗いてみます。しっかりと作られていますね。特にシートの再現性は高くて、座面に入る横のラインや、シート一体型のヘッドレストの形状などは本物さながらです。中央にはシフトノブ、サイドブレーキもあります。このへんは昔のキャリィシリーズよりも進化している点ですね。

【⑤UNDER VIEW】
足回りも見てみましょう。フロントギリギリに車軸が配置されているので、フロントミッドシップレイアウトとなりますね。フロントサスはコイルスプリングですが、リアサスはリーフ。トミカ的には3枚の板バネで再現されています。それにしても長いプロペラシャフトですね。エンジンとミッションが小型なので、そう感じるんでしょうか。
【NEXT TOMICA】
約5年販売され、2008年に『テントむし』にバトンタッチして終了となりました。テントむしはキャリィのボディをそのまま流用して、架装を変更したモデルで登場しています。
ギミック

・サスペンション
モデル
モデルとなっているのは、10代後期型となるスズキ・キャリィ。登場時はロングホイールベースのみのラインナップでしたのでそちらです。日本独自規格のトラック、軽トラックでハイゼットともに2大巨頭となるキャリイですね。10代目登場時はクラッシャブルゾーンの規制変更などにより何度もモデルチェンジを重ねますが、このトミカで採用された後期型は2013年まで続く長期モデルとなった1台です。ただ、「SUZUKI」の文字が書かれていたのは2009年まで。
まとめ
番号: トミカ No.90
名称: スズキ キャリィ
販売: TOMY
販売期間: 2003 - 2008
製造国: CHINA
スケール: 1/55 (全長60mm/全福25mm)
ギミック: サスペンション
ブランド: スズキ
車種: キャリイ 10代後期型1⃣ロングホイールベース
年式: 2002 – 2009
エンジン: 直3 0.66L
ミッション: 3AT/5MT
駆動方式: MR
定員: 2人
※トミカから推定したグレード
レア度を調べる?今おいくら?
絶版トミカですので市場価格を調べてみました。
あまり出ていないようですね~。
メルカリですと箱なしで2000円ほど、箱ありだと約3000円。
ヤフオクですと箱なしだときれいめで1000円ほど~、箱ありで1500円~。
楽しさは少ないですが、レア品となりそうですよ。
お手元にある皆さま、是非大切になさってください。
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