【Tomica No.71】三菱 ミニカトッポ【じっくり観察】

ミニカトッポ tomica
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みなさま こんにちは

 本日、記録に残しておきたいミニカーは、1992年登場、タカラトミーのトミカNo.71「三菱 ミニカトッポ」になります。こちらのモデルとなっているのは1990年登場のミニカトッポ初代前期型です。当時、既存の軽自動車モデルのルーフを高くして室内空間の確保を目指した車種が流行しました。トミカにはミニカトッポしか無いですが、流行をしっかり捉えていたという意味で重要な一台だと思います。

*.~.* 記録No-T0077*.~.*

ミニカー本体

 ミニカーのカラーリングは、濃い水色。カラーリングはオリジナルでしょうか。DIVING SCHOOLと描かれています。

 特異な形状で子供の頃も興味を持っていた一台です。フロントはメッキ部分の痛みが激しいですが、シルバーでヘッドライトとグリルが表現されています。白いバンパーが車体と一体成型になっていますね。

 側面からみるとこの車両が3ドアだとわかります。やはり貨物車両としてのユーズをメインターゲットとしていたのも頷けます。DIVING SCHOOLは酸素ボンベなど多くの機材を運ばなければならないですしね。人は短距離なので我慢してねっていうことなのでしょう。またよく見ると左右非対称なんですね、助手席ドアのほうが運転席ドアよりも大きくできています。

 リアは左側が開く横開きドアになっています。それ故にトミカではギミック化できていませんね。ナンバーの右側には極太のマフラーカッターが装備されています。どんな爆音を奏でているのか非常に興味がわきますね!

 窓から車内をのぞきます。窓の開口部が全体的に大きいのでのぞきやすいですね。Made in Japanの時代は赤い内装が多いです。珍しくハンドルの造形が荒いですね。ダッシュボード周りもなんとなく再現されています。シフトはフロアシフトですね。

  足回りも見てみましょう。エンジン、トランスミッション類は一切ないです(デフみたいなのがそうなのか???)。フロントのサスペンションメンバーも特に表現されていませんね。その代わりセンターを貫くプロペラシャフトが存在感を増しています。どうやら4WDを強調したかったようです。リアサスペンションは4WDではマルチリンク(5リンク)だそうです。

 約6年販売され1998年にスズキ ワゴンRへとバトンタッチしています。

ギミック

SUSPENSION

モデル

 モデルとなっているのは初代ミニカトッポ前期モデルです。6代目ミニカをベースにしてハイルーフにしたモデルです。ある意味ニッチな領域のモデルですが、特別仕様車がいくつもあります。今でこそ流行っているルーフのツートンカラーやその他特別仕様がQ坊という名前で設定されています。FFと4WD、2人乗りと4人乗りとバリエーションも豊富です。ワゴンRを始めトールワゴン系や、ミニカトッポの雰囲気を色濃く残したトッポBJなど後継のモデルにも大きな影響を与えた一台ですね。

まとめ

番号:   トミカ No.71
名称:   三菱 ミニカトッポ
販売:   TAKARA TOMY
販売期間: 1992 - 1998
製造国:  JAPAN
スケール: 1/56 
(全長55mm/全福25mm)
ギミック: サスペンション

VEHICLE

ブランド:  三菱
車種:    ミニカトッポ(初代 前期)
年式:    1990-1992
エンジン:  3G83 660cc 直列3気筒(46-50PS)

ミッション: 3AT/4MT/5MT
駆動方式:  4WD
定員:    4人

※トミカから推定したグレード

記載内容については十分注意を払っておりますが、
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ご了承ください。

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