みなさま こんにちは
本日、記録に残しておきたいミニカーは、2008年登場、タカラトミーのトミカNo.49「ヤマザキ・パントラック」になります。こちらのモデルは山崎製パン(株)の配送ルートトラックで、ベース車両は6代目いすゞエルフ前期型です。山崎製パン(株)と記載されていますが、実際に運用しているのは㈱ヤマザキ物流という会社のようです。公式HPによると、2018年3月末で334台の自前トラックを保有しているとのこと。2006年にベースのエルフがフルモデルチェンジを果たしたのを期に、トミカも順次フルモデルチェンジです。
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ミニカー本体
ミニカーのカラーリングは、白と赤のツートンカラー。世界のパン ヤマザキ。実車さながらのカラー、イラストです。


フロントフェイスは赤、黒、白、そしてヘッドライトのシルバーで4色の塗装です。バンパーも2色、窓枠が黒、ドアハンドルも黒に塗られ、トミカとしてはとても贅沢な塗装です。縦横比が実車とは違いますがハイキャブのほうが近そうですね。フロントウインドウの枠が黒く塗られているのでワイドに見えます。ナンバープレートを設置するプレートがバンパーに付いています。シックスボックスグリルが再現されていて、ミラーステーがはめ込まれるフロントサイドパネルもしっかりと造形されています。

サイドビューとしてまず両サイドドアのドアハンドルが造形され、手が小さければ握れそうです。ドアの真ん中には太陽のヤマザキのロゴがシールで貼り付けられています。カーゴのデザインはすべてシール…かと思えば上面は黄色に塗装されています。この女の子のデザインは、「スージーちゃんマーク」と呼ばれ、1966年当時3歳だったアメリカ人少女だそうです。

6代目エルフはキャブの内装がありますね。3人がけシートとフロアのシフトノブ。それから直角にフロアから伸びるハンドルがあります。トラックのハンドルは前から出てくるのではなく床からでてくるので、ほぼ真上を向いていますね。クラッチがある場合にはハンドルの左にクラッチ、右がアクセルとブレーキです。ハンドルを股で挟むようなドライビングです。

カーゴの後部ドアを開けることができます。中を覗くと、真ん中あたりで仕切りがあります。古いトミカにはこの様な仕切りは無かったように記憶しているのですが、何を意味するのでしょうか。一瞬、冷凍庫あるのか?!と想像しましたが冷凍機が付いていないですし、それは考えすぎな気がします。

足回りもみてみましょう。リアアクスルにデフありフロントには見当たりません。FRですね。両アクスルが立体的でリアはリーフサスが強調されています。フロントはインデペ(独立懸架)でしょうかね、Iビームも無いですし、ロアアームのような形状、、。
長く愛され約11年半販売され、2019年に後継のトヨタ コースター ようちえんバス へとバトンタッチしています。
ギミック

・パネル開閉
・SUSPENSION
モデル
モデルとなっているのはヤマザキ物流保有のヤマザキパントラック。もちろんエルフだけではなくいろいろな車種のトラックを保有されていますが、こちらはいすゞエルフ(6代目初期モデル)です。エルフには標準キャブ、ハイキャブ、ワイドキャブがありますがこちらは中間のハイキャブ。実車での外観上の見分け方は、ヘッドライトの形状と、ワイパーとウォッシャーノズルの間隔です。概ね4JJ1(3.0Lディーゼル)エンジン搭載ですが、初期は一部4HK1(5.2Lディーゼル)の仕様もありました。
まとめ
番号: トミカ No.49
名称: ヤマザキ・パントラック
販売: TAKARA TOMY
販売期間: 2008/01/19(土) - 2019/05/18(金)
製造国: CHINA
スケール: — (全長74mm/全福25mm)
ギミック: パネル開閉/サスペンション
ブランド: いすゞ
車種: エルフ(6代目 初期)SG系グレード ハイキャブ
年式: 2006-2011
エンジン: 4J系4H系(ディーゼル)
ミッション: 5MT?/6MT?/AT(スムーサーEx)
駆動方式: FR
定員: 3人
※トミカから推定したグレード
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