みなさま こんにちは
本日、記録に残しておきたいミニカーは、1980年登場、トミーのトミカNo.45「スズキ キャリィ ラーメン屋」です。日本の国民食とも言えるラーメンは、屋台としては外せないジャンルですよね。このラーメン屋は登場後26年に渡り販売されていた超ロングセラー。1980年には3種類のキャリィが登場しており、そのうちの1台ですが3種類の中では最後まで販売されていたのがこちらのラーメン屋です。2000年代になって、7代目キャリイを実車で見ることはほとんどなくなっていますが、トミカでは現役でした。今となっては貴重なモデルです。
*.~.* 記録No-T0132*.~.*
ミニカー本体
ミニカーのカラーリングはクリーム色のボディに茶色の屋台。車内は赤です。


【②LEFT VIEW】
左側から見てみます。左側が屋台の正面、「中華そば」ののれんも掲示されています。屋根は船床タイプの屋根で、木造建築を思わせるデザインです。内部はグレーの調理場がのぞいています。赤いラーメン提灯がいい味を出していますね。

【③REAR VIEW】
リアを見てみましょう。屋台がメインのリアビューです。中に装備された調理場のタンクが見えています。後ろ側にもカウンター席が設けられていますので、ベンチを置いて座って食べられるようです。バンパーのデザインは真っ黒ですが細やかな造形が見られます。ナンバープレートは前と同じ「1031」となっています。

【④INTERIOR】
真っ赤な車中を覗いてみます。シンプルな設計ながら上を向いたハンドルや、ヘッドレスト付きの縦縞模様のシートなどが再現されています。シフトノブやダッシュボードなどはありません。

【⑤UNDER VIEW】
足回りも見てみましょう。FRレイアウトで、前後リーフサス。小さな面ではありますが、細やかに造形されているの点に昔のトミカ感を感じます。黒箱の日本製時代だとおそらく金属製シャシーが採用されていたことでしょう。こちらは中国製の新しいものですが、昔ながらのTOMICAの字体も見えています。
【NEXT TOMICA】
約26年販売され、2006年に『トヨタ ダイナ 清掃車』にバトンタッチして終了となりました。
ラーメン屋は2008年にサンバーをベースシャシーとしてNo.35 『スバル サンバー ラーメン屋』にて復活します。
ギミック

・サスペンション
モデル
モデルとなっているのは、1979年にフルモデルチェンジで登場した7代目スズキ・キャリィ。旧軽自動車規格時代のモデルで、550ccエンジンが搭載されています。重量は約600kgと非常に軽く、軽トラックの名にふさわしいトラックですね。現代においては屋台を架装した例はもうあまり見かけませんね。深夜のオフィス街に行けばひっそりと存在しているかも?!
まとめ
番号: トミカ No.45-3 (ボディ記載はNo.31)
名称: スズキ キャリィ ラーメン屋
販売: TOMY
販売期間: 1980 - 2006
製造国: CHINA
スケール: 1/55 (全長62mm/全福26mm)
ギミック: サスペンション
ブランド: スズキ
車種: キャリィ (7代目 前期)
年式: 1979 – 1982
エンジン: 直3 0.55L
ミッション: 4MT
駆動方式: FR
定員: 2人
※トミカから推定したグレード
レア度を調べる?今おいくら?
絶版トミカですので市場価格を調べてみました。
出てます。ただ、個体差が大きいですね。本物の日本製とそうでないもの、値段差が激しいのでご注意。
メルカリですとジャンクで500円ほど、箱ありだと5000円程度で出ていますが…。
ヤフオクですと箱なしジャンクで300円~、。
とにかく価値も価格もレンジが広いです。
何れにせよお手元にある皆さま、是非大切になさってくださいね。
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