【Tomica No.32】いすゞ エルフ引越トラック【じっくり観察】

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エルフ引越 tomica
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みなさま こんにちは

 本日、記録に残しておきたいミニカーは、1987年登場、タカラトミーのトミカNo.32「いすゞ エルフ引越トラック」になります。こちらのモデルは、いすゞエルフの4代目1回目のマイチェン後のモデルです。4代目のエルフはエンブレムの部分が黒くデザインされていますから、黒帯エルフと呼ばれたりします。トミカとしてはこのモデルのエルフはたくさん種類があるのですが、1987年登場の最初の1台(バケット車と2台が初期メンバー)です。

*.~.* 記録No-T0046 *.~.*

ミニカー本体

 ミニカーのカラーリングは、白色。キャブ、シャシ共に白です。アート引越センターという実在の会社名をデザインしています。
(ずっと転がっていたので車体の劣化が酷い…)

 フロントフェイスは中期型の特徴が造形で再現されています。角型4灯、2つのボックスのフロントグリル、バンパーもフォグ穴とナンバープレートが造形され、ナンバープレートには「ELF」と記載されています。

 まずはシャシについて、シャシ左側付属物はバッテリー、右側は燃料タンクでしょう。燃料タンクのほうが若干大きいですね。架装も見ていきます。ピアノなどの重量物を2階に運び込むためだと思いこんでいましたが、じっくり見てみると、この形状、引越トラックとしては些か変ですよね。こんなトラック街なかで見たこと無いし、そもそも2回の窓に直付けできる家なんて殆ど無いですし。しかし、キャブの上のヒサシのような部分はルーフキャリアにしてはフラットすぎるし…


 さて、この架装ですが初登場は1975年で機内食運搬車(フードローダー)と呼ばれる車両として作られ、そちらを流用しているようです。これを引越用に使おうという発想が上手いなと思います。ヒサシ部分は飛行機にダイレクトに繋ぐ用にできており、アコーディオン式ドアでコンテナ部分が開きます。

リアはボトルカーとは違いナンバーが無いです。テールランプ類の保安装置が何もないですね。子供の頃は気にしたことすらありませんでしたが…。

  裏面もみてみましょう。1987年に4WD仕様が追加されていますが、こちらはFRでしょう。リーフサスまでは再現されていませんが、フロントのIビームと見られるバー、リアのファイナルドライブとドライブシャフトが見えます。また、トランスミッションも描かれます。因みにNo.は32/38と記載されています。1987年に登場するバケット車と引越トラックに共用で使う仕様になっています。

 約3年販売され、2000年に後継の日産 グロリア にバトンタッチしています。

ギミック

・コンテナ上下可動

モデル

 1984年にモデルチェンジして登場したいすゞエルフですが、グリルがはしご型の初期型はトミカに採用されず、1987年のマイチェンにてトミカに採用されました。角型4灯のヘッドライトはなんだか時代を感じます。まだ自動車も成長期だったこともあり、2、3年間隔でフェイスリフトが実施されています。アート引越センターは1976年に創業された事業で、大阪の会社です。ドラえもんのCMが印象に残っていますが最近は有名人が出演されていますね。トミカにも記載されているのですが「the0123」の「the」が付いていたのは最近気づきました。

まとめ

番号:   トミカ No.32
名称:   いすゞ エルフ引越トラック
販売:   TOMY
販売期間: 1987 - 2000
製造国:  JAPAN
スケール: 1/78 
(全長74mm/全福25mm)
ギミック: 
コンテナ上下可動

VEHICLE

ブランド:  いすゞ
車種:    エルフ(4代目 中期)
年式:    1987-1988(88年にOKウインドウ全車装備)
エンジン:  4J系4H系(ディーゼル)
ミッション: 5MT?/6MT?/5AT(NAVi-5)
駆動方式:  FR
定員:    3人

※トミカから推定したグレード

記載内容については十分注意を払っておりますが、
誤植が含まれている可能性があります。
ご了承ください。

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