みなさま こんにちは
本日、記録に残しておきたいミニカーは、2000年登場、トミーのトミカNo.27「トヨタ Will Vi」(ウィル ヴイアイ)です。Willブランド第一弾のViは2000年に登場。まるで美術館からそのまま出てきたようなその姿は街角に一輪の花を添えます。ルーフのこの形状はクリフカットと呼ばれ、かぼちゃの馬車がイメージされているそうです。
*.~.* 記録No-T0088*.~.*
ミニカー本体
ミニカーのカラーリングは黄緑、イエローグリーンメタリックオパールでしょうか。

真正面から見たのではこの車のデザインが本領発揮しませんね。四角い印象を受けるだけです。バンパーグリルもシンプル、ライトも四角です。ウインカーは塗装されていませんが、こちらはマツダロードスター純正と同じものだそうですよ。

サイドビューが奇抜で、Cピラーが鋭角に切り取られ、窓の下端のラインでフェンダーラインを形成してリアに弧を描きます。リアドアのウインドウは2枚に分割されています。ドアの形状上窓を開けるためには半分で割らないといけなかったのでしょう。実に不思議な印象を受ける形状です。

リアを見てみます。スモークウインドウではないので前まで見通せます。トランクのヒンジが2箇所、しっかり造形されています。ボンネットもトランクも、さらには両サイドのドアも3本のスリット、強度を増す意味もあるでしょうがこちらもこだわりのデザインなのでしょうね。

車内をのぞきますと白い内装は実車通り、フロントが一枚物のベンチシートとなっているのも再現されています。センターインパネが再現されていますが、最近のトミカほどダッシュボードがあるわけでは有りません。

足回りも見てみましょう。既視感のあるデザイン、そうですbBと全く同じです。bBとは同じトヨタNBCプラットフォームをベースとしていますからトミカのデザインも完全に同じなのも頷けます。フロントがマクファーソンストラット、リアがトーションビームの非常にリーズナブルな組み合わせです。
約4年販売され、2004年に三菱 グランディスにバトンタッチしています。
ギミック

・ボンネット開閉
・SUSPENSION
モデル
モデルとなっているのは、2000年に初代ヴィッツの派生車として、またWillブランド立ち上げ第一号車として登場したWill Vi。デザインは非常によく覚えていますが車種名についてはあまり記憶に残っていませんでした。名前の意味が結局良くわかりません。斬新なデザイン、ヴィッツよりもかなりお高いラインを攻めたからか売れ行きは今ひとつだったようです。デザインは良いと思うので品質と売り方次第では売れた可能性を秘めているのでは…と個人的には思いますが迷車の仲間入りを果たしてしまったというわけです。
まとめ
番号: トミカ No.27
名称: トヨタ Will Vi
販売: TOMY
販売期間: 2000 - 2004
製造国: CHINA
スケール: 1/60 (全長62mm/全福29mm)
ギミック: サスペンション / ボンネット開閉
ブランド: トヨタ
車種: Will Vi
年式: 2000 – 2001
エンジン: 2NZ-FE 1.3L 直列4気筒
ミッション: 4AT
駆動方式: FF
定員: 5人
※トミカから推定したグレード
コメント