みなさま こんにちは
本日、記録に残しておきたいミニカーは、2002年登場、トミーのトミカNo.23「日産 スカイライン セーフティカー」です。通常番号が設定されていながらNo.8の派生モデルであるこちらの1台は、サーキットの安全を守るためのお仕事グルマ。サーキットで走行中の実写写真はほとんど出て来ないですが、2018年に日産のグローバル本社で展示されていた際の記事が参考になります。まさにトミカそのまま、いえ、トミカが実車さながらの再現となっています。正式名称については『スカイライン300GTセーフティカー』というようです。※NISSAN HERITAGE COLLECTIONより。
*.~.* 記録No-T0131*.~.*
ミニカー本体
ミニカーのカラーリングは前部が赤、後部が白。各種シールでセーフティカーらしい外観に仕上げられています。


【②LEFT VIEW】
左側から見てみます。フロントフェンダーから斜めにチェッカーフラグを彷彿とするデザインで、後部はホワイトとなっています。ボディサイドには大きく「SKYLINE」の文字。R34から大幅にイメージチェンジしたV35型スカイラインですから、しっかり宣伝も欠かさずといったところでしょうか。ドア下方には白でSAFETYCARの文字もシールで再現されています。

【③REAR VIEW】
リアを見てみましょう。赤いバンパーに白いボディ。地味ですが、テールライトユニットはバンパーの赤とは異なる、メタリックな紫がかった赤ですね。バンパーのようにのっぺりと塗装した赤じゃなく、樹脂製のクリアーパーツ感を出すためのこだわりなのかもしれません。そして、トランクの上にある白い大きなウイング。こちらはNo.8の本家スカイライントミカには無いオリジナルアイテムとなっています。GTウイングのような脚付きの羽ではなく、薄く上品な1枚を再現しているようです。

【④INTERIOR】
中を覗いてみます。実車と同じく白いインテリア。とは言うものの実車は流石にハンドルまで真っ白というものではないですが、トミカでは全体が白いので明るくてGooDだったりも。足元のペダルやインパネ、コンソールなどはなく、レーシングカーの様な無骨さもあります。シフトノブはフロアシフトとなっていて、FR車らしく大きく盛り上がった中央部の上に装備されています。V35型スカイラインはスカイラインで初めてフロントミッドシップが採用されており、ミッションが室内を圧迫する構造となっているようです。

【⑤UNDER VIEW】
足回りも見てみましょう。フロント部分はシンプルにエンジンのオイルパンとミッションが描かれています。V35型から採用のV6エンジンとジャトコ製トランスミッションでしょうかね。プロペラシャフトは最後部のみ再現されており、ファイナルドライブ(デフ)へと連結されます。このファイナルドライブは左右非対称のデザインとなっているのが気になります。リングギアが運転席側に付いているのを表しているのでしょうか。
【NEXT TOMICA】
約5年販売され、2007年に『プロボックス 自主防犯パトロールカー』にバトンタッチして終了となりました。2代連続のお仕事カーでの採番となっています。
ギミック

・左右ドア開閉
モデル
モデルとなっているのは、2001年に登場したV35型スカイラインセダンをベースに作成されている「スカイライン300GT セーフティカー」。NISSAN HERITAGE COLLECTIONによりますと、Sコレクションの標準SPECでの紹介となっていますが、V6エンジンは260PSとのこと。あまり現役時代の写真を見ることはできませんが、富士スピードウェイや菅生サーキットなどで目撃情報がありました。ほとんど実車通りの外観再現となっていますが、実車では各所にNISMOのデカールも目立ちます。
まとめ
番号: トミカ No.23-6 (ボディ記載はNo.8)
名称: 日産 スカイライン セーフティカー
販売: TOMY
販売期間: 2002 - 2007
製造国: CHINA
スケール: 1/62 (全長75mm/全福31mm)
ギミック: 左右ドア開閉・サスペンション
ブランド: 日産
車種: スカイライン300GT セーフティカー(V35型 前期)
年式: 2002
エンジン: V6 3.0L
ミッション: -
駆動方式: FR
定員: 5人
※トミカから推定したグレード
レア度を調べる?今おいくら?
絶版トミカですので市場価格を調べてみました。
出てます。ただ、個体差が大きいですね。
メルカリですとジャンクで500円ほど、箱ありだと約1500円~。
ヤフオクですと箱なしジャンクで500円~、箱ありで1000円~。
何れにせよお手元にある皆さま、是非大切になさってくださいね。
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