【Tomica No.18】大型ブロアー車【じっくり観察】

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大型ブロアー車 tomica
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みなさま こんにちは

 本日、記録に残しておきたいミニカーは、2010年登場、タカラトミーのトミカNo.18「大型ブロアー車」になります。こちらのモデルは特別高度救助隊に配備されている大型ブロアー車です。2005年の福知山線脱線事故を教訓にして主要な政令指定都市に配備されることとなりました。トミカのベース車両は7代目キャンターで、2002年に登場しています。CANTERの文字と赤い三菱エンブレムが無くなる2006年までの前期型です。実車も前期モデルが多く東京消防庁に配備されている車両もこちらと同型車です。

*.~.* 記録No-T0064 *.~.*

ミニカー本体

 ミニカーのカラーリングは、赤色。消防車カラーですね。

 フロントフェイスは真っ赤なキャンターで、キャブの上にはパトライトが設置されています。赤い車体と赤い三菱のエンブレムがよく似合います。トレッドとボディの関係を見ると、キャブがとてもワイドですね。小トラ(小型トラック)でここまで差があるのは実車では珍しいです。まるで4トン車か5トン車並の引っ込み具合ですね。

 サイドについても真っ赤です。キャブを大きく上回る高さのブロアーが搭載されています。特別高度救助隊ですから、様々なレスキュー用具が格納されていることと思います。シャシフレームの両サイドもしっかり収納スペースで覆われています。大きな収納スペースの上に設置されているのは2台の大型ライトのようです。ハシゴが掛けられていて、収納の上に登ることができます。

 リアビューは巨大なブロアーがこちらを向いています。風とともにミストが出るタイプでしょうかね。煙や有毒ガスを吹き飛ばす能力を有しています。日本には10トン超の車両バージョンも何台かあるようです。

 小さい窓から車内をのぞきます。3人がけシートがあります。ハンドルもエルフとは異なる独自仕様のように見えます。そして、シフトノブがないですが、ダッシュボードがあります。

  足回りは立体感ある作りです。ザラザラの表面で全く写りませんね…フロントは独立懸架式、リアはリーフサスが3段にわたって表現されています。シャシにもリアルなサスが再現されていますので、ここはこだわりですね。8代目キャンターと全く同じデザインですがホイールベースが7代目のほうが長いです。

 約3年半販売され、2013年に後継の ニッサン NV350 キャラバン救急車 へとバトンタッチしています。

ギミック


SUSPENSION

モデル

 モデルとなっているのはそのままですが大型ブロアー車です。冒頭に記載したとおり、2005年に発生した福知山線脱線事故の教訓をもとに主要な政令指定都市に配備されました。札幌、東京、大阪、名古屋、福岡に配備されたのがこのキャンターのブロアー車です。防風並みの45m/sの勢いで風を起こすことができるみたいです。ベース車両は三菱ふそうのキャンター7代目で、3トンクラスの車両です。トミカにないのでここに記録すると、国内で初めて導入されたのは豊田市で、日野製車両です。他にも横浜市には三菱ふそうファイターベース、京都市・藤沢市にはいすゞフォワードベース、那覇にはいすゞGIGAベースなどいろいろなブロアー車が配備されています。

まとめ

番号:   トミカ No.18
名称:   大型ブロアー車
販売:   TAKARA TOMY
販売期間: 2010/06/19(土) - 2013/07/19(金)
製造国:  VIETNAM
スケール: 1/75 
(全長75mm/全福28mm)
ギミック: サスペンション

VEHICLE

ブランド:  三菱ふそう
車種:    キャンター 7代目前期モデル
年式:    2002年-2006年
エンジン:  4M42 3.0L ディーゼル 130PS
ミッション: 5MT
駆動方式:  FR
定員:    3人

※トミカから推定したグレード

記載内容については十分注意を払っておりますが、
誤植が含まれている可能性があります。
ご了承ください。

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