【Tomica No.16】トヨタ カローラスパシオ【じっくり観察】

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スパシオ tomica
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みなさま こんにちは

 本日、記録に残しておきたいミニカーは、1998年登場、トミーのトミカNo.16「トヨタ カローラスパシオ」です。スパシオの実車は1997年に登場、その最初のモデルがトミカに採用されています。インパネが液晶でデジタル表記の速度表示に驚いた記憶があります。’90年代は車両側面に巨大なデカールを貼るのが流行りました。また、多くの車にルーフレールが装備されていた時代です。こちらのトミカもそんな時代をきちんと反映していますね。

*.~.* 記録No-T0087*.~.*

ミニカー本体

 ミニカーのカラーリングはソリッドの白、若干クリームかかった白が一番落ち着く気がしますね。

 フロントマスクは前期型の特徴をよく捉えていますが、グリルの塗装がはみ出していたり、トヨタのエンブレムがなかったりと少し雑な感も否めませんね。バンパーの真ん中にある、名称がわかりませんが黒い部分は塗り分けていて全体のアクセントにはなっています。

 SPACIOを強調するデカール、当時流行していた躍動感を出すデザイン。まだAピラーの後ろにサブピラーが登場する前なのでウインドウが大きいです。全高も高く、スモークウインドウでもないので開放感がありますが夏は暑いでしょう。

 リアを見てみます。こんなに背が高い印象はなかったですが車幅は1690mm、5ナンバーギリサイズですからこうなってしまうんでしょうかね。エンブレムが無いと案外寂しいというのもわかります。リアハッチを開けてみるとギリギリまで3列シートが迫ります。このギミック、ヒンジが両サイドギリギリまで攻めていることもあり、3列目シートのヘッドレストが生きています。最近を含め殆どのトミカでは後部座席のヘッドレストは作られていないので、ここは面白いです。

 車内をのぞきますと古いトミカらしい造形です。ダッシュボードなどは無くハンドルが直接生えています。そのかわりハンドルはしっかりと造形されていますね。フロアシフトのノブと、超小さいサイドブレーキ、こんなに小さいサイドブレーキは今までなかったです。色々とオリジナリティの効いた1台ですね。

  足回りも見てみましょう。前後のサスのデザインはかなり違いますが、前後ともストラットというこれまた最近は見かけないパターンです。リアサスの真ん中に見えるのはデフでしょうかね…、フロントのエンジンサイドも若干プロペラシャフトが見えているような気がしますので4WDでしょうかね。実に曖昧な再現です。エキゾーストは後半部分、太鼓までが造形されています。

 約4年販売され、2002年にマツダアテンザにバトンタッチしています。

ギミック

・リアハッチ開閉
・SUSPENSION

モデル

 モデルとなっているのは、1997年にカローラの仲間に加わったミニバン、スパシオです。当時はミニバンの先駆け、今見ればコンパクトミニバンですね。3列シートがメインの6人乗りで、2列4人乗りもありました。1.6Lと1.8Lの設定がありFFと4WDが選べます。またミニバンでスライドドアではないモデルは今となっては珍しくなりました。先程中古車検索してみると、初代スパシオ全部で検索しても1台しかヒットしないという事実に驚いてしまいました。

まとめ

番号:   トミカ No.16
名称:   トヨタ カローラスパシオ

販売:   TOMY
販売期間: 1998 - 2002
製造国:  CHINA
スケール: 1/58 
(全長71mm/全福27mm)
ギミック: サスペンション / リアハッチ開閉

VEHICLE

ブランド:  トヨタ
車種:    カローラスパシオ (初代前期モデル)
年式:    1997-1999
エンジン:  4A-FE 1.6L 直列4気筒

       7A-FE 1.8L 直列4気筒   
ミッション: 4AT
駆動方式:  4WD
定員:    6人

※トミカから推定したグレード

記載内容については十分注意を払っておりますが、
誤植が含まれている可能性があります。
ご了承ください。

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