みなさま こんにちは
本日、記録に残しておきたいミニカーは、2004年登場、トミーのトミカNo.119「モリタ 消救車」です。特殊車両メーカーのモリタが開発し2002年に完成したFFA-001がトミカで登場です。こちらのベースはFUSOのキャンターを使用した試作車で、普段は消防車として使用し、緊急時には救急車としても使用できる車両として開発されました。モリタは「消救車」と名付けましたが、後に消防救急車という名称が公式にあてがわれています。
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ミニカー本体
ミニカーのカラーリングは赤と白、消防車と救急車のハーフです。

ヘッドライトが極端にデザインされていてとても小さな目になっています。エンブレムの位置をよく見るとシルバーのデザインがあります。こちらの車両はプロト車なのでまだ消防署のエンブレムがつけられていません。これは実車も同じく未装備でシルバーだったようですね。

左側から見てみます。MORITAの文字がデザインされています。側面には上下開きドアが有り、中には患者用担架が搭載されています。後方にはポンプ車らしくポンプとホースが備え付けられています。

リアを見てみます。こちらのプロト車のリアにはタイヤ折りたたみ式リヤカーのような台車が装備されているように見えますね。実車の後ろ側の写真が検索できず、実際のところどうなっていたのかはわかりません。

運転席は通常のトミカのキャンターと同じで、ハンドルと座席の再現です。シフトやダッシュボードは有りませんね。

足回りを見てみます。エンジン・ミッション周辺はアンダーカバーが装備されています。フロントは独立懸架式でしょうかね、リアはリーフサスとなっています。一直線でジョイントのないプロペラシャフトがデフに収まっています。
とても息が長く約13年販売され2017年に モリタ13mブーム付多目的消防ポンプ自動車MVF にバトンタッチしています。
ギミック

・搬送用ドア開閉
(・SUSPENSION)
モデル
モデルとなっているのは、2002年7月にお披露目されたモリタの消救車です。2002年6月にベースキャンターがフルモデルチェンジして7代目になっているものの、流石に1ヶ月で開発されたはずもなく6代目キャンターがベースになっています。こちらの車両はプロト車両で、実際に第一号車が納入されるのは2005年となります。さらにキャンターがフルモデルチェンジしからなのか、ベース車両は日野デュトロとなって公道デビューを果たしたようです。そんななんとも寂しい面持ちのキャンターですが、トミカでは長い間生産されましたので、無念も晴れたところでしょうかねぇ。
まとめ
番号: トミカ No.119
名称: モリタ 消救車
販売: TOMY
販売期間: 2004 - 2017
製造国: CHINA
スケール: 1/74 (全長74mm/全福27mm)
ギミック: 搬送用扉開閉 / (サスペンション)
ブランド: 三菱ふそう
車種: キャンター(6代目)
年式: 1993 – 2002(フロント衣装周り基準)
エンジン: 詳細不明
ミッション: 詳細不明
駆動方式: FR
定員: —人
※トミカから推定したグレード
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