【Tomica No.112】イスズ エルフボトルカー【じっくり観察】

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みなさま こんにちは

 本日、記録に残しておきたいミニカーは、1989年登場、タカラトミーのトミカNo.112「イスズ エルフボトルカー」になります。こちらのモデルは、いすゞエルフの4代目1回目のマイチェン後のモデルです。4代目のエルフはエンブレムの部分が黒くデザインされていますから、黒帯エルフと呼ばれたりします。トミカとしてはこのモデルのエルフはたくさん種類があるのですが、1987年に登場して以来標準トミカとして採番されているものでは7番目と思われます。いすゞが「イスズ」と表記されるのはこのエルフが初めてです。

*.~.* 記録No-T0040 *.~.*

ミニカー本体

 ミニカーのカラーリングは、赤色。キャブ、シャシ共に赤です。

 フロントフェイスは中期型の特徴が造形で再現されています。角型4灯、2つのボックスのフロントグリル、バンパーもフォグ穴とナンバープレートが造形され、ナンバープレートには「ELF」と記載されています。

 まずはシャシについて、シャシ左側付属物はバッテリー、右側は燃料タンクでしょう。燃料タンクのほうが若干大きいですね。積載されているものが何なのか、これは箱を見ないとわからないのですが残念ながら捨ててしまいました。ネット上の画像を参考にすると、下段はケース入りのドリンク、中段の4つの丸は倒して積載された生樽(酒ではないと信じていますが…)のようです。近年のモデルはコカ・コーラが多いですが、こちらは具体的な社名はなく、バヤリースをイメージしているんでしょうかね。

リアは何でも無いビューですがナンバープレートは「・・・1」。最近は人気で抽選しても取れなさそうな番号です。

  裏面もみてみましょう。1987年に4WD仕様が追加されていますが、こちらはFRでしょう。リーフサスまでは再現されていませんが、フロントのIビームと見られるバー、リアのファイナルドライブとドライブシャフトが見えます。また、トランスミッションも描かれます。因みにNo.は32/38と記載されています。エルフのシャシは想定よりも流用幅が大きかったのでしょうね。

 約7年販売され、1996年に後継の三菱 パジェロジュニア にバトンタッチしています。

ギミック

・特になし

モデル

 1984年にモデルチェンジして登場したいすゞエルフですが、グリルがはしご型の初期型はトミカに採用されず、1987年のマイチェンにてトミカに採用されました。角型4灯のヘッドライトはなんだか時代を感じます。まだ自動車も成長期だったこともあり、2、3年間隔でフェイスリフトが実施されています。小型トラックのバリエーションは数えられないほどありますし、その分トミカの種類も豊富ですボトルカーという架装自体は現代も見かけますが、このトミカのように瓶入りのジュースを運ぶ姿はもう見かけることはありませんね。

まとめ

番号:   トミカ No.112
名称:   イスズ エルフボトルカー
販売:   TOMY
販売期間: 1989 - 1996
製造国:  JAPAN
スケール: 1/78 
(全長71mm/全福25mm)
ギミック: —

VEHICLE

ブランド:  いすゞ
車種:    エルフ(4代目 中期)
年式:    1987-1988(88年にOKウインドウ全車装備)
エンジン:  4J系4H系(ディーゼル)
ミッション: 5MT?/6MT?/5AT(NAVi-5)
駆動方式:  FR
定員:    3人

※トミカから推定したグレード

記載内容については十分注意を払っておりますが、
誤植が含まれている可能性があります。
ご了承ください。

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