【Tomica No.107】Honda エレメント【じっくり観察】

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みなさま こんにちは

 本日、記録に残しておきたいミニカーは、2003年登場、タカラトミーのトミカNo.107「Honda エレメント」になります。こちらのモデルとなっているのはトミカと同年2003年にホンダベルノにて販売が開始されたエレメントです。CR-Vがベースとなっているこちらのモデルは日本での登場前からアメリカを中心に大きな反響を呼びました。日本ではその奇抜な外観が逆に仇となり、ほとんど名を上げること無く2年ほどでラインナップから消えてしまいます。未塗装樹脂のパーツが安っぽく見えることが敗因だった説が強い支持を持っていそうですね。

*.~.* 記録No-T0079*.~.*

ミニカー本体

 ミニカーのカラーリングは、オレンジでメタリックが光ります。

 フロントの大部分はグレーの樹脂製バンパーが占めています。ヘッドライトがバンパーに収まっていますね。フロントグリルの外周がシルバーで塗装され、ホンダのエンブレムもきちんと再現されていますね。

 側面からみるとこの車両が観音開きであることがわかりますね。リアのドアはフロントドアの半分ほどしか無いですが、観音開きでピラーレスであれば開口部も広く使い勝手も良いのかもしれません。ただRX-8同様、フロントドアを開けないとリアドアを開けられないという面倒臭さはありますね。

 リアについてもグレーの樹脂製バンパーが幅を利かせてきます。リアハッチについても上下に観音開きになり、ギミックでは上のヒンヂだけが再現されている形です。実車であればグレーの部分は下に開き、台として使用できます。

 窓から車内をのぞきます。ハンドル自体はしっかり造形されています。ダッシュボードは大きな形は再現されていますが、近年のモデルのようにナビやエアコンパネルなどはのっぺりとしています。

  足回りも見てみましょう。日本モデルは4WDしかありませんから、フロントがストラット、リアがダブルウィッシュボーンでの設定でしょう。エンジンとミッションのユニットが飾り気なく配置され、そしてリアには巨大なファイナルドライブが搭載されているのがわかります。

 約5年販売され2008年にトヨタ ヴォクシーへとバトンタッチしています。

ギミック

・リアハッチ開閉
SUSPENSION

モデル

 モデルとなっているのはホンダエレメントです。アメリカで生産され、ホンダベルノにて2年間輸入されていました。SUVを先取りしすぎたとも言われ、今リメイク版を売り出せば売れるんじゃないかと思います。4WDしか無いというのもSUVユーザーに思ったほどガチ勢がいないところに響かないのかもしれませんね。直4 2.4Lで160PSはガソリンエンジンかつこの社格にしてはやや不足でしょうか。好きな人にはATしか無いのは逆に響かない。結局売れなかったのは外観だけではないような気もします。サイズは大きく室内広々ですが2列シートです。

まとめ

番号:   トミカ No.107
名称:   Honda エレメント
販売:   TAKARA TOMY
販売期間: 2003 - 2008
製造国:  CHINA
スケール: 1/60 
(全長71mm/全福30mm)
ギミック: リアハッチ開閉 / サスペンション

VEHICLE

ブランド:  ホンダ
車種:    エレメント
年式:    2003-2005
エンジン:  K24A 2.4L 直列4気筒

ミッション: 4AT
駆動方式:  4WD
定員:    5人

※トミカから推定したグレード

記載内容については十分注意を払っておりますが、
誤植が含まれている可能性があります。
ご了承ください。

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