登場モデルです。先代となるレックスよりは少し丸い印象ですが、まだまだレックスの印象を深く残したモデルです。フロントグリルはヘッドライトと接しており高さはほとんどなく、ボンネットには「V」をモチーフにしたバッチが添えられています。バンパーは両側にアンバーのウインカー、中央は皿型のロアグリルとなっています。

　前期型の赤(vivian red)は、スーパーチャージャー搭載のモデルにしか設定されていません。設定されていたのは、94年に登場したサウンドスペシャルという特別仕様車(3ドアのみ)だけだと思いますので、こちらはサウンドスペシャルの可能性が高いですね。

　まずシルバー系は中期型以降のモデルです。フロントグリルは少し幅が短くなり、ヘッドライトと直結ではなくなりました。バンパーもウインカーがロアグリルと接しておらず、楕円の独立したデザインに。

　中期型の5ドアタイプです。90年代の軽自動車はまだ3ドアが主流の時代です。現存車両としても3ドアが多い印象がありますので、5ドアはレアな存在でもあります。

　後期型となります。フロントグリルが大型化し、中にエンブレムが装備されるようになります。ウインカーは前期型と似た長方形でワイドなタイプ。ロアグリルについても大型化し、中央に1本バーが入ったデザインとなります。シルバー系はブライトシルバーメタリックからストリームシルバーメタリックへと変更されており、若干濃いシルバーとなります。

　後期型の5ドアタイプです。フロントフェイスは3ドアと同じですね。後期型のブルー系は前期・中期とも異なるサファイアブルーメタリックへと変更されており、濃いけれども発色の良いブルーとなっていますね。後期型はビストロ系の販売が伸びたことで、スタンダード系はあまり見かけません。