市町村コード:07564
読み:そうまぐん いいたてむら
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相馬郡飯舘村に、行く前に
福島県の北東部、阿武隈高地の真上にあると言っても過言ではない地域です。村全体をぐるりと尾根が回っており、なんだかカルデラの様でもあります。
「飯舘」というと、「〇〇舘」地名で有名なのは函館ですが、東北地方には〇〇舘地名がたくさんあります。ちなみに飯舘は、「大館」と「飯曽」の合成地名だそう。所在地は下記の地図より、ご想像ください。

KenMap Ver9.2にて作成
さて、飯舘村のカントリーサインはどこにあるでしょうか。
まずはGoogleストリートビューを駆使して、道路網と境界線を探します。飯舘村は全体としては盆地状ですが、中心部においても小高い尾根が入り組んでおり、道路はくねくねと村内を巡っています。太平洋に向かっている東側は急峻な地形となっており、外部との接続道路は伊達市や福島市方面、つまり北西方向に偏っている様です。
市区町村境界としては、大小、新旧道合わせて14本でしょうか。
それぞれの境界線を確認した結果、下記の通りであることがわかりました。
道路名称 | CS有無 | SV最終撮影日 |
---|---|---|
南相馬市境 | ||
県道268号 (真野ダム下) | ![]() | 2013 |
県道12号旧道 (八木沢峠) | ![]() | 2015 |
県道12号 | 不明 | なし |
県道62号 | 不明 | なし |
林道 植の畑線 | 不明 | なし |
浪江町境 | ||
国道399号 (-) | ![]() | 2013 |
なもなき道 | なし | 2013 |
川俣町境 | ||
県道12号 (水境妙見初發神社前) | ![]() | 2022 |
県道62号 (比曽小学校跡上) | ![]() | 2017 |
村道?笠峠線 | ![]() | 2013 |
伊達市境 | ||
国道399号 (二枚橋の水芭蕉前) | ![]() | 2017 |
県道315号 (-) | ![]() | 2023 |
県道31号 (佐須峠) | ![]() | 2023 |
相馬市境 | ||
県道31号脇道 (-) | なし | 2014 |
14箇所中9箇所でカントリーサインが設置されていることを確認できました。そのうち7箇所が反転カラーで、2箇所がノーマルバージョンです。福島県は反転カラーが比較的多いですが、飯舘村も例に漏れず反転カラーが多いですね。
道路自体はそこそこ広い道路が多いので、あえて狭い道に行きたいのでなければ、どこからアクセスしてもそこそこ大丈夫だと思われますが、町の北を通る「相馬福島道路」を利用すれば比較的アクセスは容易だと思います。
2011年の震災以降、浪江町方面は通行止が多く、道路状況が読めない狭い道となっています。ストリートビューでも、南方面の道路には通行止のバリケードが写っています。
今回は川俣町とセットで訪れたので、西の玄関、県道12号の境界線にアプローチを試みました。ノーマルバージョンが設置されている2箇所のうちの一つです。
それでは、水境妙見初發神社前に設置されているカントリーサインを見てみましょう。
カントリーサイン
県道12号 川俣町境(一般道/町章)

2023.01
デザイン
通常カラーで描かれている村章。役場のHPには下記のように書かれています。何かをモジッたわけではなく、デザインは描き下ろしの様です。
外円は村民の和を、半円は広大な村土を表し、中心は山林資源と力強い発展を示したものです。全体的には、人の和と、山林資源を踏まえ、限りなく伸びゆく飯舘村の未来を象徴しています。
https://www.vill.iitate.fukushima.jp/soshiki/1/63.html
ロケーション
県道12号。川俣町からは緩やかに登り坂が続きます。交通量はそこそこあります。
Street Viewはコチラ
今回は、雪の季節の訪問となりましたので、メジャーな通りでのアプローチを選びました。高地地域なので雪が積もっていました。どこに行くにしても通り道とはならないエリアなので、なかなかきっかけがありませんね。そんなときはカントリーサインを目的地にするのはいかがでしょう。

それではまた、どこかのカントリーサインでお会いしましょう。
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