市町村コード:07548
読み:ふたばぐん かつらおむら
双葉郡葛尾村に、行く前に
福島県沿岸地域である”浜通り”の高原地帯に位置する、双葉郡の葛尾村。「かつらお」と読むのどかな村です。所在地は下記の地図より、なんとなくご覧ください。

KenMap Ver9.2にて作成
さて、葛尾村のカントリーサインはどこにあるでしょうか。
まずはGoogleストリートビューを駆使して、どこに行けば設置されているかを確認してみます。葛尾村の村内の道路網は、南北に国道399号(あぶくまロマンチック街道)が貫いており、東西方向には福島県道50号(浪江三春線)が通り、町の中央で2本の道路がクロスしています。
市区町村境界としては、北~東側を浪江町、南~西側を田村市と接しており、Google Mapで確認できる限りにおいては8本の道路が各方面に接続している様です。
それぞれの境界線を確認した結果、下記の通りであることがわかりました。
【田村市境】
・国道399号(掛札峠):あり-反転カラー(撮影日2013)
・県道50号(境の岫):あり-反転カラー(撮影日2018)
・県道154号:あり-ロゴなし(撮影日2013)
・村道104号(風越峠):あり-反転カラー(撮影日2015)
【浪江町境】
・国道399号(登館峠):あり-反転カラー(撮影日2015)
・県道50号(北沢橋):あり-反転カラー(撮影日2013)
・県道253号:不明(ストリートビューなし)
・林道大放石黒線:あり-お手製木製版(撮影日2013)
なんと8箇所中7箇所でカントリーサインが設置されています。残りの県道253号はストリートビューが無いので確認できませんが、実は設置されているかもしれません。葛尾村のカントリーサイン愛を感じる一面ですね~。
ところで、2011年の震災以降、浪江町方面は通行止が多く、道路状況が読めない狭い道となっています。通行止のバリケードは村の境に設置されているようなので、カントリーサインの直ぐ側までは行けるかもしれません。
今回は、南の田村市から国道399号でアプローチし、北方の浪江町へと抜けるルートを採用しました。国道399号は川内村方面から伸びてくるのですが、川内村はすでに訪れたことがある上、行くだけでも大変なエリアです。ですから今回は田村市中心部から国道288号を経由して行くことにしました。
それでは、掛札峠のカントリーサインを見てみましょう。
カントリーサイン
国道399号 田村市境(一般道/町章/青地白抜)

2023.01
デザイン
反転カラーで描かれている町章は、葛尾村の「K」をベースにしたデザインだそうです。
ロケーション
南側の田村市方面からアプローチします。高速道路からもほど遠く、なかなかたどり着くのは大変ですが、往路は快調に進みます。
国道399号は道路改良されていて、掛札峠に設置されているのが遠目にもわかります。
Street Viewはコチラ
今回は、雪の季節の訪問となりましたので、大きい通りでのアプローチでした。浜通りとはいえ、高地地域なので雪が積もっていました。なかなか行く機会のないエリアではありますが、のんびりドライブに出かけてみてはいかがでしょう。

それではまた、どこかのカントリーサインでお会いしましょう。
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