【カントリーサイン】福島県大沼郡昭和村(1箇所)。

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CS07(福島)CS東北かんとり

市町村コード:07446
読み:おおぬまぐん しょうわむら

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大沼郡昭和村に、行く前に

 福島県カントリーサインの旅のラストとなったのは南会津エリアのど真ん中、大沼郡昭和村です。最後まで残ったエリアだけあってなかなか訪れる機会がなく、2023年になってしまいました。実は昭和村は東北地方ラスト2だったので、東北地方で残すは青森県東通村のみとなりました。

 昭和のつく自治体はいくつかあり、昭和村と称するのは利根郡昭和村と、ここ大沼郡昭和村となります。この大沼郡昭和村は昭和2年に発足したことに由来するそうで、まもなく村政100年となる歴史長き自治体です。
 所在地は下記の地図より、ご想像ください。


KenMap Ver9.2にて作成




 さて、昭和村のカントリーサインはどこにあるでしょうか。

 まずはGoogleストリートビューを駆使し、道路網を確認して境界線を探します。
昭和村は村の中心に野尻川が流れていて、上流がいくつかの支流に分かれているという典型的な中山間地域となっています。また、野尻川と並行して流れる滝谷川の最上流地点も、昭和村に含まれています。道路網としては、国道400号と401号が村の中心でクロスするように通っています。



 市区町村境界としては、大小合わせて7箇所でしょうか。



 それぞれの境界線を確認した結果、下記の通りであることがわかりました。

道路名称CS有無SV最終撮影日
会津美里町境
国道401号
(博士峠)
2017
下郷町境
国道400号
(舟鼻トンネル)
なし2023
南会津町境
国道401号
(新鳥居峠)
2014
只見町境
県道153号
(吉尾峠:車不可)
なし2015
金山町境
国道400号
(綱木渓谷)
あり(未確認)2014
三島町境
林道入間方不動沢線
(大辺峠)
あり(独自)2014
柳津町境
県道32号
(-)
2014





 7箇所中5箇所でカントリーサインが設置されていることを確認できましたので、設置率は比較的高めの様です。金山町境の国道400号は表面が見えなかったので、どんなデザインなのかわかりませんが、残りの4箇所はすべて異なるタイプが設置されています。どこのカントリーサインに行っても、新しい出会いがあるようですね。


 南半分は山越えルートになりますし、三島町との境となる県道153号は凄まじいつづら折りがお待ちかねとなります。只見方面に抜ける同じく県道153号に至っては車道ではありませんから、アプローチは難しそうです。どう見ても野尻川or滝谷川の下流からのアプローチが現実的ですね。

 おまけに今回は雪のシーズン。南会津の豪雪地帯ですから、たどり着けないことも覚悟の上で挑みました。無理せず引き返すのも大事な判断力です。今回は郡山方面からのアプローチだったので、峠のない県道32号をチョイスしました。

 それでは、県道32号柳津町境に設置されているカントリーサインを見てみましょう。

カントリーサイン

県道32号 柳津町境(一般道/ロゴレス)


2023.01

デザイン

 こちらのカントリーサインはロゴのない昔ながらのタイプです。大雪で雪だるま状態でしたが、見えないわけではありませんね。

ロケーション

 県道32号。柳津町方面から緩やかに川登りルートです。道路は全線を通じて広いですが、雪降る道は相当に長く感じ、時間がかかりました。


Street Viewはコチラ


 大雪のカントリーサインもなかなか出会うことのない風景の一つです。敢えて出かけないと出会えませんからね。相当の積雪ですが、きれいに除雪されています。カントリーサインは半分以上が埋もれていて、雪国の厳しさを物語ってくれる一枚となりました。

 初めて訪れた昭和村、せっかくなので旧喰丸小学校を訪れてみました。やはりすごい雪でしたが、きちんと雪どけされていて、校舎のライトが温かい光を放っていました。

 今回の昭和村探訪にて、福島県は全市町村踏破となりました。ご覧いただきありがとうございました。
 
 それではまた、どこかのカントリーサインでお会いしましょう。

掲載している写真はすべて当方で撮影したものですが、移動中の車内から撮影した場合でも、必ず運転者と撮影者2名以上の体制で撮影しております。

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